先日、長年使っていたリフ粉をようやく使いきることができたので、新しいパウダーに変えることに。
基本的に並行して複数のパウダーを使うことはなく、お気に入りの1つを使い続けたいタイプ。
数年愛用したNARSのリフ粉がかなりのお気に入りだったためリピートも考えましたが、せっかくなら新しいものにしようとベアミネラル「オリジナル ミネラルベール プレストパウダー」のトランスルーセントに決めました。

テスターでお試ししたあと即決するほど最高の粉質!今年のベスコス入り決定です

NARSのリフ粉と似てるっていうウワサだけど、また違った魅力があるよね
ベアミネラルのプレストパウダーを使うと、素肌感をほどよく残したフォギー肌に。
ふんわり・やわらかな肌にみせてくれる、まさにポアレスパウダーです。
NARSのリフ粉との違いに触れながら、ベアミネラル「オリジナル ミネラルベール プレストパウダー」トランスルーセントの魅力をご紹介します。
- プレストタイプで無色のパウダーを探している
- 高いカバー力よりも元から肌がきれいな“素肌感”を大切にしたい
- 乾燥やパサつきが気にならない秋冬向けのパウダーが理想
数あるプレストパウダーからベアミネラルを選んだ理由

ベアミネラル オリジナル ミネラルベール プレストパウダー
トランスルーセント
4,400円(税込)
新しくフェイスパウダーを購入するにあたり、どれにしようかと悩みに悩んで数週間……
いくつか希望する条件にあうパウダーをピックアップし、比較・テスターを試した結果ベストなパウダーに出会えました。
数あるパウダーのなかから、ベアミネラルのプレストパウダーを選んだ経緯や理由をご紹介します。
パウダー選びの譲れない条件5つ
フェイスパウダーを選ぶうえで大切にしているポイントは5つあります。
パウダー選びに欠かせない5つの条件
- プレストタイプ
- 無色透明(トランスルールーセント)
- 粉っぽくならない
- 乾燥しない
- ノンコメドジェニックテスト済み
ポーチに入れて持ち運ぶことを考え、スリムなサイズのプレストタイプは絶対条件。
ルースタイプのように粉飛びしてしまう心配がなく、パプにもみ込んだりブラシに入れ込んだりなどのテクニックいらずで扱いやすいのが魅力です。
メイク直しのときにどれだけ重ねても厚ぬり感がでない、無色透明のトランスルーセントも欠かせません。
パウダーにカバー力を求めていないので、ナチュラルなツヤとベースを整える補正効果があれば十分です。
秋冬に使うパウダーなら、乾燥しにくい保湿力もポイント。
粉っぽいパウダーを使うと、たとえ無色透明でもファンデーションと馴染まず野暮ったさや厚ぬり感がでてしまいます。
透明感のあるベースが好みなので、ナチュラル仕上がりをかなえるために粉質チェックも大切です。

これら5つの条件をクリアしたのがベアミネラルのプレストパウダー!

ノンコメドジェニックテスト済みだからニキビがある日でも抵抗感がないのはうれしいね
プチプラの新作プレストパウダーとくらべてみた
新しいパウダーを買おうと考えていたとき、ちょうどプチプラコスメから新作のプレストパウダーが続々と発売されていたタイミングでした。
微細パールが配合されているタイプもあり、初めは以下の2つも候補としてあげていました。
ヴィセ「フォギーグロウ フィルター」
エクセル「ラスタリングシアーパウダー」
しかしプチプラのプレストパウダーをテスターで試してわかった気になるポイントがあります。
プチプラのプレストパウダー(トランスルーセント)で気づいたこと
よかったポイント
- 2,000円以下のプチプラ価格
- 皮脂吸着パウダーでマスク蒸れによる崩れが防げる
- 保湿成分が配合されているので乾燥が気にならなさそう
気になるポイント
- デパコスと比べて粒子が大きめ
- パールが思ったよりギラつく
一番気になったポイントはパール感です。
テスターを手の甲に広げていろんな角度から眺めた限りではきれいな仕上がりでしたが、試しに暗い場所でライトをあててみると「ミラーボールかな?」と思うほどギラギラに。
デパコスのパール入りパウダーのような微細パールの輝きではなく、ラメに近い大粒の輝きで好みではありませんでした。
日中に使うだけなら問題ないものの、照明が控えめな店内や夜のおでかけシーンでは不意に光があたったときに全顔ギラギラにみえてしまうのが不安なところです。
デパコスの名品!NARS(ナーズ)リフ粉との違い
ベアミネラルのプレストパウダーを購入する前に使っていたのは、リフ粉の愛称で親しまれているNARS「ライトリフレクティングセッティングパウダー プレスト N」です。
リフ粉はどのシーズン・どんなベースメイクでも使いやすいベストコスメ。
ベアミネラルのプレストパウダーがNARSのリフ粉と似ているというレビューがあったのも購入の決め手でした。
実際に2つとも使用した結果、どのような違いがあるのかを比較することに。
ベアミネラル プレストパウダー | NARS リフ粉 | |
---|---|---|
価格(税込)/g | 4,400円/9g | 5,500円/10g |
サイズ | 直径7.2×高さ1.8cm | 縦6.5×横8.5×高さ1cm |
保湿成分 | カカオ脂、シア脂 | グリセリン、海藻エキス(アルゲエキス)、ポリネシアミネラル海水 |
仕上がり | ふんわりとしたツヤ~セミマット | ナチュラルなツヤ肌 |
ノンコメドジェニックテスト済み | ○ | ○ |
甲乙つけがたいほど2つとも最高!
プレストパウダーのなかでNARSのリフ粉を超えるものはないと思っていましたが、ベアミネラルのプレストパウダーも満足のいく肌クオリティをかなえてくれます。
リフ粉との共通点
- どれだけ重ねても厚ぬり感がない
- メイクが崩れたとしてもドロドロにならない
- サラッと軽い付け心地
どちらとも無色透明のトランスルーセントだけあり、どれだけ重ねても素肌感をちょうどよく残したナチュラル仕上がりです。
パウダーにカバー力を求めている方には不向きですが、抜け感のあるベースメイクを好む方にはぴったり。
パウダー自体はサラッとしているものの、肌にのせるとしっかり密着し崩れを防いでくれます。
反対に2つの大きな違いは仕上がりです。
リフ粉との違い
ベアミネラルのプレストパウダー:フィルターをかけたようなふんわり・やらかな肌に。
NARSのリフ粉:ツヤがほしいところに光を集めて反射せ、自然な立体感を演出。

どちらにしようか迷うときは好みの仕上がりで選ぶのがおすすめです
ベアミネラルのプレストパウダー
- やわらかくみせるフォギー肌
- ぼかし効果で毛穴を目立たなくさせる
- 下地やファンデーション次第でツヤ~マットに寄せられる
NARSのリフ粉
- 内側から発光するようなツヤ肌
- 光を反射させて凹凸をフラットにみせる
- ツヤ~セミマット仕上がりが好みの方におすすめ
ベアミネラルのプレストパウダーを使うと、下地やファンデーションでつくったツヤを抑えすぎずにのせるだけでトレンドのフォギー肌ができあがりますよ。
ベアミネラルのプレストパウダーはここが推し
使い始めて早数週間。
正直なところ初めは「NARSのリフ粉の方がよかったかも?」と思いましたが、使い続けていくうちによさを実感しました。
NARSリフ粉との違いに触れながら、特徴や使用感、実際に使用した肌の仕上がりをご紹介します。
ほかとは違うベアミネラルのよさ

NARSに似たパケのようにみえますが、サラッとしたマットな質感で汚れがつきにくい素材です。
モノクロでシンプル。飾り気のないデザインが洗練された雰囲気を漂わせています。
ベアミネラル プレストパウダーの特徴
- ミネラル、植物由来成分10種のみ
- ノンケミカル
- ノンコメドジェニックテスト済み※
ベアミネラル「オリジナル ミネラルベール プレスト パウダー」の大きな特徴は上記の3つです。
紫外線吸収剤を使わないノンケミカルかつノンコメドジェニックテスト済み※なので、ニキビが気になる方でも抵抗なく使えるプレストパウダー。
保湿成分としてカカオ脂とシア脂のナチュラルバターが配合され、秋冬でも乾燥しにくい成分設計です。
※ すべての方にニキビができないというわけではありません
パケと粉質をくわしくチェック

パカッと開けるコンパクトタイプです。
フタの裏はミラー、中段にプレストパウダー、下段に収納スペースがあり付属のパフがしまってあります。
パウダーがある中段は下段にカチッとはまっているので、フタを開くとき一緒に持ちあがってしまう心配はありませんよ。

テクスチャーはサラサラとしているものの、肌に馴染ませるとしっとりする不思議なタッチ。
NARSのリフ粉は硬くプレストされているので、ブラシで磨くように含ませる必要があります。
一方、ベアミネラルのプレストパウダーは粒子が細かく、ブラシでなでると舞ってしまうほど軽いのが特徴です。
ブラシを使うときはやさしくなでるように使うのをおすすめします。

「サラしっとり」という言葉がぴったりなふわっとしたお粉です
付属のパフ付きでメイク直しも◎

付属のパフは上がブラック、下がホワイトのバイカラーです。
1cmに満たない薄さではあるものの、NARSのリフ粉についているパフよりは厚みがあります。
スポンジほど密度はなく粗めでパウダーをまとわせやすいパフ。
小鼻のわきや目の下などにのせるときは、軽く折り曲げて使うとフィットします。
ツヤ感を残したフォギー肌仕上がり【肌写真あり】

プレストパウダーの主成分であるマイカやシリカは光を反射する役割をもつので、マシュマロのような完全マット肌ではなくナチュラルなツヤを残したフォギー肌仕上がりです。
ベースをツヤ肌に整えたあとベアミネラルのプレストパウダーをのせると、ほどよくツヤが抑えられたセミマットになりました。
ソフトフォーカスな仕上がりでふんわりとした肌にみせてくれます。

元から肌がやわらかそうな自然な印象になりますね
ベアミネラルのプレストパウダーのよさは、つけた直後よりも時間が経ったあとの方が実感できます。
しばらく経つとファンデーションや皮脂と馴染み、素肌のツヤが引きだされるような自然な仕上がりに。
毛穴や凹凸はぼかしはキープしつつ、時間が経つにつれて密着力が高まるような感覚です。

プレストパウダーにぴったりなブラシ3つ & 使い方
ベアミネラルのプレストパウダーには付属のパフがありますが、ブラシを使ってのせるのがおすすめです。
実際に使っている、プレストパウダーにぴったりなブラシを3つを使い方とあわせてご紹介します。
NARS ブラッシュブラシ(ミニサイズ)

ITEM
毛質:合成毛
硬さ:やわらか
密度:高
全長:約11.5cm、毛の長さ:約3.5cm
こちらのブラッシュブラシは、ミニオーガズムセットにあるアイテムのひとつ。
ベアミネラルのプレストパーダーにはこちらのブラッシュブラシを使っています。

限定品として発売されたので先行でゲットしましたが、Meecoではまだ在庫があるようです!
密度が高いながらも一本一本が細く、やさしい肌あたりでチクチクしません。
ほどよくコシがあり、狙ったパーツへピンポイントにあてられるのが特徴です。
ドームのように丸みがあり、パウダーをなでるとまんべんなく付着。肌のうえでムラなく均一にのせられます。
使い方
パウダーのうえでなでる&肌のうえでなでるだけ。
重ねたい部分は粉をふくませたあと、ポンポンと置くようにのせます。
上からみると楕円になっていて、小鼻や目の下にフィットするのがお気に入りポイントです。
SIXPLUS フェイスパウダーブラシ

ITEM
毛質:ナイロン
硬さ:やわらか
密度:中
全長:約19cm、毛の長さ:約4.5cm
プチプラのメイクブラシのなかでも評判の高い、SIXPLUSのフェイスパウダーブラシもプレストタイプに適しています。
こちらのブラシは数年前に買って以降コスメボックスに眠っていましたが、ベアミネラルのプレストパウダーとの相性がよかったので引っ張りだしてきました。
先ほどご紹介したNARSのブラッシュブラシよりも密度が低く、よりやさしいタッチです。
使い方
くるくるとらせんを描いたり、力を抜いて半円を繰り返したりするようにのせる。
ベースのツヤ感を残したいときや、ナチュラルな仕上がりを重視したいときに使用。
柄が長いので余計な力が入らず、ふんわりとパウダーをのせられるブラシです。
エトヴォス フェイスカブキブラシ

ITEM
毛質:不明
硬さ:やわらか
密度:高
全長:約12.5cm、毛の長さ:約3cm
エトヴォスのフェイスカブキブラシは、NARSのリフ粉用のブラシとして使っていました。
密度がかなり高く、3つのブラシの中で一番毛の長さが短いので、やわらかさがありつつもコシのあるブラシです。
NARSのリフ粉のようにしっかり固められたパウダー向きな印象。

磨き上げるように肌にのせるとリフ粉のよさが引きだされるので、面が広いカブキブラシを使っていました!
ベアミネラルのパウダーは粒子が細かく、ブラシでなでるだけでまとってくれます。
カブキブラシほど密度が高いタイプでなくても問題ありません。
さいごに
現在は店頭でのタッチアップがむずかしく、パウダー選びも一苦労。
数あるプレストパウダーからいくつか絞るためにネットで調べ尽くし、テスターのお試しができるアイテムだけ店頭でチェックしました。
ベアミネラルのパウダーは、ひと撫でしてわかる“これいい”感が響き即決したアイテムです。
こちらの記事を執筆している時点ではそれほど気温・湿度ともに低くないので、仕上がりがとてもきれいで乾燥しませんが、1月・2月の冷え込みが厳しいときにどんな仕上がりになるのか楽しみ。
また冬になったらあらためてレビューしようと思います。
- 商品名:ベアミネラル「オリジナル ミネラルベール プレスト パウダー」トランスルーセント
- 価格(税込)容量:4,400円/9g
- 発売日:2021年9月15日
- キーワード:無色透明/プレストパウダー/セミマット/フォギー肌/ノンコメドジェニックテスト済み※/ナチュラルコスメ/パラベン不使用/フタル酸エステル不使用/紫外線吸収剤不使用/PG不使用/マイクロビーズ不使用/グルテン不使用/タルク不使用/合成香料不使用/ヴィーガン/動物実験不実施
※ すべての方にニキビができないというわけではありません