プチプラ以上の肌心地。クレンジングオイルの本命はファンケルのマイクレ

ニキビ肌も使えるクレンジング

数あるクレンジングのなか、思春期の頃からニキビに悩まされ続けてきたわたしが最終的に選んだのはクレンジングオイル。

バームやクリーム、ミルクなどさまざまなありますが、摩擦を極力減らして乳化で落とせる魅力はクレンジングオイルならではだと思っています。

ニキビ肌の方でも抵抗なく使えるノンコメドジェニックテスト済みのクレンジングオイルである、アテニアの「スキンクリア クレンズ オイル」とリニューアルしたファンケルの「マイルドクレンジングオイル」の両方をそれぞれ3本使いきりました。

数カ月間使い続けたことでアテニアとファンケルそれぞれの違いがわかり、現在愛用しているのがファンケルのマイルドクレンジングオイルです。

ただメイクを落とすだけにとどまらず、肌コンディションや毛穴へのアプローチがかなう成分設計が魅力。

リアルな使用感とあわせて、アテニアとファンケルのクレンジングオイルの特徴や違いをご紹介します。

この記事はこんな方におすすめ
  • アテニアとファンケルのクレンジングオイルの違いを知りたい
  • どっちがいいのか使い切り歴のあるリアルな声を聞きたい
  • ニキビ肌でも使えるクレンジングオイルを探している

※ すべての方にニキビができないというわけではありません

Contents

アテニア vs ファンケル|クレンジングオイル決定戦

わたしは摩擦をかけずスピーディに落とすことを最優先にしているのでクレンジングオイル一択!

ニキビ治療をスタートしてからクレンジングもノンコメドジェニックテスト済みのものを使おうと考え、初めにアテニアのクレンジングオイルを使いはじめてみました。

ao

アテニアのクレンジングは3本使いきりました!

4本目もアテニアのクレンジングオイルにしようと思っていたところ、ファンケルのクレンジングオイルがリニューアルしたと聞きつけミーハーなわたしはこちらを購入。

実はエイジングケア専門ブランドとして誕生したアテニアの親会社がファンケルです。

グループ会社であるアテニアとファンケル、それぞれから展開されているクレンジングオイルはなにがどう違うのか気になりますよね。

アテニアとファンケルのクレンジングオイルをそれぞれ3本ずつ使い続けた結果、気づいた魅力がありました。

アテニア|スキンクリア クレンズ オイル

アテニアのスキンクリアクレンズオイル アロマタイプ

アテニア スキンクリアクレンズオイル
アロマタイプ
1,870円(税込)

アテニアのスキンクリアクレンズオイルは、肌の糖化に注目して肌ステイン※1によるくすみ※1をクリアに導くのが特徴です。

近年糖化が肌に与える影響が注目され、糖化にアプローチする処方の化粧品が増えてきました。

糖化とは

体内でエネルギー源として使われなかった糖(ブドウ糖や果糖)がたんぱく質(コラーゲンやエラスチン)と結びつくこと。
コラーゲンやエラスチンは肌の弾力をつかさどる繊維。糖化により変質すると弾力を失いシワやたるみの原因になります。

糖化はシワやたるみだけではなく、褐色の糖化生成物により肌の黄ぐすみにつながる可能性もあります。

のんびりねこ

抗酸化だけじゃなく抗糖化も大切ってことだね

ao

糖化を防ぐにはスキンケアにプラスして甘いものや炭水化物を控えるといいよ

アテニア クレンジングオイルの魅力は糖化へのアプローチだけではありません。

アテニアのクレンジング ここがすごい!

  • 10秒でメイクオフできる「スピーディメルティング処方」
  • ダブル洗顔不要
  • ノンコメドジェニックテスト済み※2

スピーディメルティング処方は、摩擦によるくすみ1をつくらないための技術です。

クレンジングオイルは乳化の過程でメイク汚れが浮き上がるので、過度な摩擦をせずともオイルを馴染ませるだけでメイクオフできます。

肌にまとわせると天然成分をブレンドした柑橘系アロマが漂い、リラックスしながらクレンジングできるのも魅力です。

1回の使用量は3プッシュとかなりたっぷり。

量をケチってしまうとメイクが落ちにくくなったり摩擦の原因になったりしてしまうので、必ず3プッシュ使うことをおすすめします。

初めはオイルが顔に残ったりしないのかな?と不安でしたが、メイクや皮脂などの汚れと一緒にするりと洗い流すことができヌメりが気にならない洗いあがりです。

ao

3プッシュあれば顔だけではなく耳や首、デコルテまでオフできます

のんびりねこ

量が多いかなって思ったら角栓が気になる小鼻やシミができやすい目周りにたっぷり使うといいよ

クレンジングのあとに洗顔料を使わなくて済むので、面倒に感じるメイクオフを時短に。

アロマの心地よさを感じながら手間をかけずすっきりリフレッシュできるクレンジングオイルです。

※1 古い角質汚れのこと
※2 すべての方にニキビができないというわけではありません

アロマタイプとピースフルオレンジの違い

アテニアのスキンクリアクレンズ ピースフルオレンジ

アテニア スキンクリアクレンズオイル
ピースフルオレンジ
1,870円(税込)

アテニアのスキンクリアクレンズにはピースフルオレンジの香りもあります。

パッケージカラーと香りが違うだけで中身はほとんど変わりません。

通常のアロマタイプとくらべてみたところ、しっかりと香るピースフルオレンジの方が気分よくメイクオフできるのでわたしはこちらの方が好みです。

ao

みずみずしいフレッシュなオレンジの香りで癒される~

先ほどご紹介した黄色いパッケージのアロマタイプは、使い始めのとき原料臭がきつく日によって柑橘系の香りを感じるときとほぼないときがあり香りにムラがある印象です。

口コミでは「いい香りがする」というレビューばかりなのでもしかしたら個体差があるのかもしれません。

ファンケル|新 マイルドクレンジングオイル

ファンケルの新マイルドクレンジングオイル

ファンケル マイルドクレンジングオイル(新)
1,870円(税込)

2021年11月にリニューアル登場したファンケルのマイルドクレンジングオイルは、毛穴汚れにアプローチする成分設計がポイントです。

2つの毛穴アプローチ成分

  1. 熟成ポップエキス1:毛穴汚れをふやかし落としやすくする
  2. 緑茶エキス※2:毛穴まわりの肌を引き締める

※1 角質柔軟成分
※2 チャ葉エキス

一般的な毛穴ケアのアプローチは、角栓の一部を占める皮脂に働きかけます。

一方、ファンケルの新マイルドクレンジングオイルは、熟成ホップエキスにより角栓の大半を占める角質(ケラチン)に働きかけ頑固な角栓を根こそぎ除去。

ao

毛穴ケアにこだわりたい方にとって頼もしい成分が配合されています

成分だけではなくオイルのテクスチャーにもこだわっているのも特徴です。

厚みのある”とろすべオイル”は、指と肌との接触を減らすクッションの役割を果たします。

指で軽くなでるだけで肌に密着し、小鼻や小じわに入り込んだ汚れもきっちり浮かして洗い流せるテクスチャーです。

これまで使ってきたどのクレンジングオイルよりもクッション力が高く、厚みをしっかりと感じられました。

指で触れると肌をじかに触っているよりも、オイルそのものをなでるようにすべらせているような感覚。

目安量は2プッシュとありましたが、実際に使ってみるとちょっと物足りないと感じました。

オイルの厚みがある分伸びが控えめで全顔~首まで広げるには3プッシュ必要です。

ao

首の日焼け止めまで落とせるようにいつも3プッシュ使ってます

ファンケル 新マイルドクレンジングオイルのこだわりは、成分やテクスチャーだけではありません。

ファンケルのマイクレ ここがすごい!

  • 使い続けると乾燥小じわが目立たなくなる(効能評価試験済)
  • バリア機能を守りながらメイクを落とすので角質水分量アップ
  • ノンコメドジェニックテスト済み

最低1カ月使い続けると、角質の水分量が増えたことでキメが整い乾燥による小じわが目立たなくなるとのデータが公開されています。

アテニアのクレンジングと同じくノンコメドジェニックテスト済みなので、ニキビに悩む方も抵抗なく使えますよ。

マイクレを1本使い切って残念だなと感じたのは、ダブル洗顔によるツッパリ感です。

乾燥がひどくなる1~2月に使うのは敏感肌や乾燥肌の方にとってハードルが高そうだなと思いました。

反対に冬でも皮脂が気になる方にとってはきれいさっぱり洗い流せる感覚が心地いいのではないでしょうか。

のんびりねこ

皮脂が気になる夏に活躍しそう!

冬でも使えるようどうにかツッパリ感を減らそうと試行錯誤した結果、洗顔料を半分に減らすと和らぐことを発見!

洗顔料を減らしてもツッパリ感が気になるときは、マイルドな洗顔料に変えるのもひとつの工夫です。

※ すべての方にニキビができないというわけではありません

アテニアとファンケルのクレンジングオイル【徹底比較】

アテニアとファンケル、どっちのクレンジングオイルがどんな人に向いているのか検証するために、特徴や使用感などをくらべてみました。

スクロールできます
アテニア
スキンクリア クレンズ オイル
ファンケル
新マイルドクレンジングオイル
価格(税込)/容量1,870円/175ml1,870円/120ml
1本あたりの使用期間約2カ月約2カ月
1回あたりの使用量3プッシュ2プッシュ
特徴・糖化による肌ステインに注目してくすみをクリアに※1
・天然成分をブレンドした柑橘系アロマ
・素早く落とせるスピーディメルティング処方&やわらかくなめらかなオイル
・ダブル洗顔不要
・角栓をふやかすファンケルの独自成分(熟成ホップエキス)※2&肌を引き締める(緑茶エキス)※3
・乾燥による小ジワを目立たなくする (効能評価試験済)
・擦らず洗える”とろすべオイル ”
・ダブル洗顔必要
メイク落ちのよさ※4
摩擦レス度合
香りアロマやオレンジなど無香料
コスパ

※1 肌表面の古い角質や不要な汚れ
※2 角質柔軟成分
※3 チャ葉エキス(整肌)
※4 ベースメイクのみ

アテニアとファンケルのクレンジングオイルを使いくらべてみると、使い心地と毛穴アプローチの2つが大きな違いだとわかりました。

アテニアのクレンジングオイルはファンケルほど厚みを感じないものの、1回あたり3プッシュとたっぷりの量を使えるのが魅力です。

ダブル洗顔不要で手間がかからず、クレンジング後のヌメリや落ちにくさも問題ありません。

一方、ファンケルのクレンジングオイルは、まさにクッションタッチといえる厚みのあるテクスチャーが魅力。

安心感のあるクッション性の高いオイルの触り心地を知ると「摩擦レスのクレンジングってできるんだ!」と感動すること間違いなしです。

メイク落ちのよさと摩擦レスの両方をかなえたい方、肝斑やシミを悪化させたくない方にはファンケルのマイルドクレンジングオイルがおすすめですね。

ちなみに使用期間の目安をみるとどちらも約2カ月と同じですが、ファンケルのクレンジングオイルは2プッシュだと物足りず3プッシュ使う必要があるので、アテニアの方が高コスパな結果になりました。

アテニアがおすすめの人

  • 甘いものや炭水化物をよく食べる
  • 顔のくすみが気になる
  • オイルをたっぷり使ってメイクオフしたい
  • 香りに癒されてリラックスしたい

ファンケルがおすすめの人

  • 毛穴の角栓やザラつきが気になる
  • 摩擦をできるだけ抑えながらメイクオフしたい
  • 乾燥が気になる混合肌or乾燥肌
  • すっきり・さっぱりとした洗いあがりが好き

※ 肌表面の古い角質や不要な汚れ

ニキビ肌の本命は毛穴アプローチ抜群のファンケル

ファンケルのマイルドクレンジングオイル2本セット

アテニアとファンケルのクレンジングオイルをそれぞれ3本ずつリピートした結果、毛穴へのアプローチがすごいなと感じたファンケルのマイルドクレンジングオイルをリピートしています。

初めはダブル洗顔不要で高コスパのアテニアの方がいいなと思っていましたが、厚みのあるテクスチャーで摩擦が気にならず角栓がたまりにくいスッキリした毛穴環境に整えてくれるのは、ファンケルの方が一枚上手。

ファンケルのマイルドクレンジングオイルを使い続けると、なんだか肌の調子いいかもと感じる日が増え、クレンジングの大切さにあらためて気づかされました。

初めは面倒に感じていたダブル洗顔は、“肌に残ったオイルをしっかり洗い流せることがニキビ肌にとって大切だよね”という考えに変わり、今では必要なステップとしてクレンジングと洗顔があたりまえになっています。

ao

プチプラクレンジングオイルのなかではファンケルのマイクレが頭一抜けてる!

のんびりねこ

無香料だから飽きずに使い続けられるのもポイント高いね

番外編|ニキビ肌でもクレンジングオイルがおすすめ

ニキビができやすいと油分を避けたいという気持ちから「クレンジングオイルを使うと悪化しそう」というイメージがありませんか?

実はオイル=ニキビが悪化するわけではありません。

むしろ毛穴詰まりの原因となる余分な皮脂やメイク汚れをきちんと落とせることから、クレンジングオイルが適しているともいえます。

ao

ちなみに思春期の頃からニキビができていたわたしでもクレンジングオイルを使っていた期間が一番長く、現在はクレンジングオイル一択に!

クレンジングアイテムの選び方【ニキビ肌向け】

まずはなぜ数あるクレンジングアイテムのなかでもクレンジングオイルがおすすめなのかについて解説します。

クレンジング剤の洗浄力

一般的なクレンジング剤の目安

洗浄力が一番高いオイルは界面活性剤の配合量が多いことから肌によくない印象が強いです。

しかし界面面活性剤の配合量よりも、長時間のクレンジングや摩擦の方が肌に悪影響を与えます。

デメリット

  • 長時間のクレンジング:必要以上に肌のうるおい成分を奪ってしまい皮脂分泌が過剰に&ニキビができやすくなる
  • 摩擦:肌荒れ、シミ、色素沈着の原因

短時間でメイク汚れを落とし摩擦を最小限に抑えられるクレンジングオイルが◎

さっぱりとした使用感の水系ジェルやクレンジングミルク、クレンジングローションは洗浄力が弱く乳化が起こらない分、摩擦でメイクを落とす必要があります。

クレンジングクリームやクレンジングバームは厚みのあるテクスチャーで摩擦が気にならない適度なクッション力や、マッサージできることが評価されていますが、クリームのテクスチャーが変わるまでしばらく時間がかかるのがデメリット。

クレンジングそのものが肌負担になるので、手早く摩擦レスでメイクを落とせる油系ジェルやクレンジングオイル総合的に肌負担を抑えながらメイクオフできます。

クレンジングオイルにはリピートしやすいプチプラ価格のものが多く、ノンコメドジェニックテスト済みの製品がいくつかあるのもポイント。

洗浄力が高い分クレンジング時間が最短で終わり、乳化ステップでメイク汚れが浮き上がるので摩擦を抑えられるのが魅力です。

ポイントは「ノンコメドジェニックテスト済み」

ニキビができやすい方がクレンジングオイルを選ぶときは、ノンコメドジェニックテスト済みかどうかチェックしましょう。

ノンコメドジェニックテスト済みであれば、ニキビの初期段階である毛穴詰まり(コメド)ができにくいと証明されているスキンケアアイテムだとわかります。

皮膚科に通ってニキビ治療をしている現在、皮膚科のお医者さんから

皮膚科医

ノンコメドジェニックテスト済みの化粧品を積極的に使ってください

といわれたことをきっかけに、スキンケア~ベースメイクほぼすべてノンコメドジェニックテスト済みの製品に変えました。

ニキビをできにくくするためにできることはすべてやっておきたいところ。

現在ノンコメドジェニックテスト済みのスキンケアやベースメイクアイテムを使っていない方はぜひ見直してみてください。

※ すべての方にニキビができないというわけではありません

さいごに

アテニアとファンケル両方のクレンジングオイルを使った結果、どっちがいいのかひとつに決めるならファンケルのマイクレを選びます。

初めはコスパ重視の考えからアテニアが最強では?と思っていましたが、ニキビができやすい肌環境をすこやかに保つ・気になる毛穴にアプローチしてくれる点で長い目でみるとファンケルの方があっているなと感じるように。

ご紹介したアテニアとファンケルのクレンジングオイルは、どちらもノンコメドジェニックテスト済みのおかげでニキビ治療中のわたしでも使えています。

プチプラクレンジングオイルのなかでファンケルのマイクレを超えるものはなかなかでないと思うので、気になるクレンジングに出会うまで使い続ける予定です。

商品情報 – information –
  • 商品名:アテニア「スキンクリア クレンズ オイル」アロマタイプ/ピースフルオレンジ
  • 価格(税込)容量:1,870円(税込)/175ml(約2カ月分)
  • 発売日:2015年2月9日
  • キーワード:ダブル洗顔不要/無着色/無鉱物油/パラベンフリー/アルコールフリー/まつエクOK/アレルギーテスト済み※1/ノンコメドジェニックテスト済み※2

※1 すべての方にアレルギーが起きないというわけではありません
※2 すべての方にニキビができないというわけではありません

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