2021年のホリデーとして展開された、Dior バックステージアイパレットの新作「006 ブロンズ」を先行販売でゲットしました。
同じくホリデーコスメの005 プラムとかなり迷ったものの、イエベのわたしにしっくりはまるブロンズに決定。
オンライン先行販売だったのでテスターをみることができず……
SNSや画像検索などあらゆるツールを駆使しスウォッチを見比べたうえで購入しましたが、リアルな発色・質感とは若干異なりギャップがありました。

とはいってもブロンズを選んでよかったと思えるほど素敵なカラーばかり!もちろん捨て色なしです
スウォッチや1色ずつまぶたにのせた発色をふまえて、バックステージアイパレット 006ブロンズのリアルな色味と質感をレビューします。
最後にバックステージアイパレットのみで仕上げたメイクパターンもご紹介しているので、参考になったらうれしいです。
- Diorホリデー新作のバックステージアイパレットが気になる
- 全色使いこなせるか心配
- バックステージ ブロンズを使ったメイクパターンを知りたい!
【Diorホリデー】バックステージアイパレット 006ブロンズをオンライン先行でゲット!

Dior バックステージアイパレット
006 ブロンズ
6,050円(税込)
数あるデパコス アイシャドウパレットのなかでもお得感があり、カラートーンの統一感や発色から人気を誇るDior「バックステージアイパレット」。
プライマーと8色が用意され6,050円(税込)なので、デパコスデビューのアイテムとしてもぴったりです。

2021年ホリデー限定の2色から「006 ブロンズ」を選びました!
公式に“ニュートラルカラーを基調としたブロンズ系”とある通り、デイリー使いしやすいカラーから締め色までそろったかなり使いやすいラインアップです。

パレットのサイズは約8cmの正方形、厚み約1.2cmの手の平におさまるほどコンパクト。
ポーチに入れても大きくスペースをとらないので、旅行のときはこれ1つ持っておくとばっちりメイクできます。
個人的に中身がみえるクリアなパケ、飾り気のないシンプルなデザインが好きなポイントです。

プライマーと中央を除くアイシャドウ一色一色にDiorのロゴが型押しされています。
しばらくじっくりと眺めていたくなるほど素敵なビジュアルでさすがDior。
すでに何度も使用していますが、粉飛びがほとんどなく中身がきれいな状態をキープできるほどしっとりとした粉質です。
オンライン購入するとギフトボックスを選べる

発売日まで待ちきれず、オンラインの先行販売期間に購入しました。
自分へのクリスマスプレゼントとしてギフトボックスに。

クリスマス限定のボックスかと思いきや通常ボックスだったのは残念ですが、丁寧にリボンが施され素敵なラッピングをしてもらいました。
リアルな発色と質感をチェック
Diorの2021年ホリデー限定バックステージアイパレットは、005プラムと006ブロンズの2色展開です。
購入する直前までどちらにしようか迷っていてSNSや画像検索を駆使してスウォッチを何度も見比べていました。
最終的にはイエベのわたしにとってどのカラーもばっちりハマりそうなブロンズに決定。
しかし当然ながら画面越しのカラーと肉眼ではギャップがあったので、リアルな発色と質感が伝わるようレビューします。
006 ブロンズのスウォッチ

バックステージアイパレット 006 ブロンズにセットされているカラーは、プライマーを除き全8色です。
肌なじみのいいイエロー~ブロンズのミディアムカラーをメインに、レッドやバーガンディなどのディープカラーもあります。

パッケージ裏をみると上記のように色名と質感が記載されていました。

ちなみにアイパレット裏にも同じように色名がのせられています
購入前にSNSでチェックしたスウォッチ画像や動画を見た限りでは、上段と中段がシマー、下段がマットだと思っていました。
しかしパッケージを見る限りでは、下段右のスモーキーブラックのみマットのようです。

実際に肌にのせて質感をみたところ、シマーと表記されていたダークレッドとダークバーガンディもほぼマットなテクスチャーでした。
その他の発色をくらべてみると、上段にあるベージュと中段のライトゴールドがかなり似ています。
正直スウォッチではほぼ違いがわかりません。

実はこの2色、目元に使うとはっきり差がわかります!
後ほどご紹介する、1色ずつまぶたにのせた写真をぜひチェックしてください
パケには8色のうち6色がシマー、1色がメタリック、1色がマットとありますが、リアルな質感では以下の表現がしっくりきます。
1色:グロッシー(ウォームコッパー)
3色:シマー(ベージュ、ライトゴールド、ブロンズ)
1色:メタリック(ゴールド)
2色:ソフトマット(ダークレッドとダークバーガンディ)
1色:マット(スモーキーブラック)
アップにするとツヤ感と粉質がよくわかる!

上段中央にあるウォームコッパー~中段真ん中にあるゴールドの4色です。
写真ではどれも同じようなパール感に思えますが、濡れたようなツヤを放つのが1つ目のウォームコッパー、一番粒度の大きいパールが3つ目のライトゴールド。
4つ目のゴールドはシマーではなくメタリックな質感。ほかのアイシャドウとは違った輝きがあります。

ベージュとライトゴールドがかなり似た色味ですが、ピントを外して撮影するとパール粒の大きさの違いがよくわかります。
ベージュはパール粒が小さく繊細な輝き、ライトゴールドはラメに近い大きさで主張の強い輝きです。

中段右のブロンズ~下段のスモーキーブラックの4色です。
ブロンズはシマーなアイシャドウとわかりますが、パッケージにシマーと記載してあったダークレッドとダークバーガンディはほぼマットにみえますよね。
マットと記載されているスモーキーブラックはツヤ感ゼロの完全マット、ダークレッドとダークバーガンディはふんわりした粉質のソフトマットで微妙な違いがあります。
1色ずつまぶたにのせてレビュー
Diorのバックステージ ブロンズにセットされているカラーは、まぶたにのせるとスウォッチの印象とガラリと変わるものがあります。
リアルな発色が気になる方はぜひ1色ずつチェックしてください。
プライマー(上段左)

バックステージアイパレットの左上は、006 ブロンズに限らず必ずプライマーがセットされています。
プレストされたクリームタイプでアイシャドウベースに近いテクスチャー。
思ったよりしっとりやわらか・薄づきでかなり使いやすいです。
日本人の肌色に馴染みやすいスタンダードな色味なので、肌色問わず使えると思います。
使う前は目元だけトーンが上がりすぎてしまわないか心配でしたが、薄づきなのでくすみがほどよくカバーされ丁度いい発色でした。
プライマーをアイシャドウベースとして使ったところ、目元のくすみ抜けにはちょうどいいもののヨレが気になります。

二重幅にアイシャドウがたまって数時間すると剥げてしまうのが残念…..
プライマー単体ではなく、アイシャドウベースと一緒に使ったほうがよさそうです。
ウォームコッパー(上段真ん中)

上段の真ん中にあるのは「ウォームコッパー」です。
黄み・赤みに偏らず、ホットココアのようにぬくもりを感じるカラー。

わたし的イチオシのカラーです!
やわらか・しっとりとした粉質でスフレのようにふんわりと色がのり、かなり扱いやすいアイシャドウです。
まぶたにのせると「クリームアイシャドウを使ったかな?」と思うほどしっとりとした仕上がり。
微細なパールが配合されていてウォームコッパー単体でもツヤのある陰影をつくれます。
ベージュ(上段右)とライトゴールド(中段左)


「ベージュ」と「ライトゴールド」は、スウォッチの段階で違いがほぼわからないほど似ているカラー。
しかしまぶたにのせると2つの違いがはっきりと表れます。
- ベージュ:ライトベージュのパールにベースはほんのりブラウン。ツヤ感高い
- ライトゴールド:大粒パールが主張。発色は弱め
イエローのせるつもりでライトゴールドを使うと、色よりもパール感の方が主張されてしまうのでギャップに驚きます。
ラメとまではいかないもののかなり大粒でブロンズパレットのなかで一番輝きが強いアイシャドウです。
一方ベージュはライトゴールドと同じシマーなアイシャドウに分類されていますが、ツヤ感が異なります。
パールでツヤがでるのは「ベージュ」、ラメのように華やかな輝きがでるのは「ライトゴールド」です。
ゴールド(中段真ん中)

バックステージアイパレット ブロンズにセットされているアイシャドウのほとんどがシマーに分類されるなか、中央に位置する「ゴールド」はメタルに分類されています。
先ほどご紹介したライトゴールドと似ている気もしますが、こちらのゴールドの方が黄みが強くザ・金!といった発色でしっかり色づきます。
メタリックなアイシャドウは派手なイメージがあるので、控えめなツヤやマットが好みのわたしはちょっと抵抗感がありました。
しかしこちらのアイシャドウは品のある輝きでアイホール全体に広げてもしつこい印象がないのが魅力です。
ブロンズ(中段右)

パッケージには「ブロンズ」とありますが、アプリコットに近い発色でかわいらしい印象で光の加減やみる角度によってシェルピンクにもみえる偏光チックなアイシャドウです。
ブロンズ単体で目元をぐるっと囲んで仕上げてもかわいいですよ。
ダークレッド(下段左)

ぱっと見の印象とスウォッチでマットだろうと思っていましたがこちらもシマー。
リアルな印象としてはほぼマットですが、粉っぽくなくふんわりとした粉質なのでソフトマットなアイシャドウだと感じました。
トーンを落としたレッドで秋冬っぽさのある色味です。
広い範囲に使うと腫れぼったくみえそうですが、ふんわり発色のおかげでアイホールにのせても馴染みます。
高発色なアイシャドウはぼかしにくい場合があり苦手に感じる方もいますよね。
バックステージアイパレットのアイシャドウはぼかし・グラデーションがしやすい粉質でメイクが苦手な方でもきっと扱い吸いと思います。
ダークバーガンディ(下段真ん中)

パレットにセットされている状態やスウォッチの段階では「これって本当にダークバーガンディなの?」と思うほどダークブラウンにしかみえませんでした。
しかし実際にまぶたにのせると、渋みのあるパープルが引きだされ文字通りダークバーガンディに発色。
かなり絶妙・ニュアンス程度にパープルを感じるおしゃれなカラーです。
スモーキーブラック(下段右)

「スモーキーブラック」はバックステージ ブロンズのなかでも使用頻度低そうだな~と思ったカラー。
しかし締め色やスモーキーメイクの主役としても使えると気づき、あってよかったなと感じました。
がっつり黒に発色するというよりも透け感のあるブラック。
ほかのアイシャドウとのレイヤード次第で印象が変わりそうです。
バックステージアイパレット ブロンズのメイクパターン
バックステージアイパレット ブロンズだけで仕上げたメイクパターンを3つご紹介します。
パターン1|大人なムードのモーヴココアメイク

使用アイシャドウ
a:ウォームコッパー
b:ダークバーガンディ
c:ダークレッド
バックステージアイパレット ブロンズのなかでも特にお気に入りのカラー「ウォームコッパー」を使ったメイクです。
ウォームコッパー単体でも陰影をつくることができ、どんなカラーとも相性抜群。
cダークレッドをキワに入れることで色っぽさが引きだされ、秋冬チックなモーヴメイクになりました。
パターン2|赤みがきいたスモーキーメイク

使用アイシャドウ
a:ダークレッド
b:ダークバーガンディ
c:スモーキーブラック
スモーキーメイクと聞くとブラック、グレー、ネイビーなど青み寄りのダークなカラーがメインで難易度が高そうに思えますが、レッド系アイシャドウをプラスするとチャレンジしやすいです。
スウォッチの段階ではブラウンにみえたbダークバーガンディですが、まぶたにのせるとパープルっぽさが表れます。

aとbを混ぜて使うとよりパープルが感じられます
統一感を出すためにbダークバーガンディとcスモーキーブラックを混ぜてアイブロウとして使いました。
パターン3|光を味方につけるシャンパンメイク

使用アイシャドウ
a:ライトゴールド
b:ベージュ
c:ウォームコッパー
d:ゴールド
パール感が強いa・b・dをメインにしたメイクです。
粒度が大きいaライトゴールドをまぶた中央、肌に密着しサテンのような質感のdゴールドを目頭に置くことでイエローのグラデーションをつくりました。
dゴールドは目頭だけではなく、眉下に数センチ細く入れることで立体感、輝きをアップさせています。
さいごに
正直なところ使う前は全部使いこなせる自信がありませんでしたが、実際にまぶたにのせるとイエベのわたしにしっくりくるカラーばかりで捨て色ゼロの優秀パレットでした。
最後まで005のプラムと迷ったものの、最終的に006 ブロンズに決めて正解。
ブロンズパレットにもレッドとパープル系カラーがあるので、組み合わせによってプラムのようなモーヴメイクも楽しめます。
全国発売は2021年12月3日。Dior公式オンラインショップでも購入できるので気になる方はぜひチェックしてください。
- 商品名:Dior「ディオール バックステージ アイ パレット」006 ブロンズ
- 価格:6,050円(税込)
- 発売日:全国発売/2021年12月3日、オンライン先行販売/2021年10月22日~24日
- キーワード:バックステージ/アイシャドウパレット/クリスマスコフレ/ホリデー/限定/シマー/グロッシー/メタリック/ソフトマット/マット