駆け出しwebライターの必読書『新しい文章力の教室』文章の基礎を身につける

新しい文章力の教室苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング
のんびりねこ

駆け出しのwebライターにぜひ読んでほしい本ってある?

ao

それなら『新しい文章力の教室』がおすすめ!

のんびりねこ

読んでみてどうだった?

ao

今まで読んできたwebライター向け本の中でも「読んでよかった!」って思えるほどの良書だったよ!

『新しい文章力の教室』はwebライターの間でも有名な本なので、聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?

webライター初心者はもちろん、ライターのお仕事を始めて半年~1年経ち「自分の文章力を見直したい」という方にもおすすめです。

文章の基本を丁寧におさらいしつつ、さらにステップアップするための文章術をご紹介します。

この記事はこんな方におすすめ
  • webライターとして文章の基礎を身に着けたい
  • 自分の文章力に疑問を感じている
  • 文法と言葉の使い方を改めてチェックしたい
Contents

『新しい文章力の教室』を読んでよかったと思った理由

『新しい文章力の教室』を読もうと思った理由は、webライターの仕事を始めたばかりの頃、クライアントさまから文法や言葉の使い方について指摘を受けたからです。

その頃はwebライターのお仕事を始めて2か月ほど経った駆け出しのとき。

文章の基本すらままならない状況だったので、たくさんのフィードバックをもらっていました。

ao

「このままじゃダメだ!」と思い出会ったのが『新しい文章力の教室』です

駆け出しwebライターだった頃の私にとって、この本を読んでよかった!と思えたポイントは4つあります。

  1. 構成の作り方
  2. 文法、文章構造
  3. 言葉の使い方
  4. 完読してもらうためのテクニック

特に2つ目と3つ目の文法や言葉に関する解説のおかげで、それまで感じていた文章の疑問を解消できました。

ao

すぐwebライティングに活かせる内容でした!

著者のプロフィール|文章に関する新人教育をおこなう

著者名:唐木 元
経歴:大学在学中からライターとして働く。卒業後は事務所「テキストとアイデア」を立ち上げ、雑誌を中心に執筆・編集に従事。2004年より幻冬舎をはじめとした3つの出版社に勤務。
職業:株式会社ナターシャの編集長

月に3,000本以上の記事を配信し続ける、ポップカルチャーのニュースサイト「ナタリー」。

『新しい文章力の教室』は、ナタリーで実践されている文章の書き方を一般向けに紹介した本です。

著者は社内勉強会で新人育成を担当している方であり、基本から具体的な改善点までわかりやすく解説しています。

駆け出しの初心者webライターはもちろん、あらためて文章力を磨きたいと考えているライターも勉強になる内容ですよ。

webライターにとって勉強になるポイント

先ほどこの本を読んでよかったと思えたポイントとして、

  • 構成の作り方
  • 文法、文章構造
  • 言葉の使い方
  • 完読してもらうためのテクニック

の4つをあげました。

構成の作り方、文法・文章構造、言葉の使い方、完読してもらうためのテクニックの4つから、特に勉強になった文章構造と言葉の使い方の2つに絞ってご紹介します。

ao

残り2つについては、ぜひ実際に本書を読んで勉強してください!

文法・文章構造の知識

  • 主語と述語、修飾語と被修飾語は近づける
  • 修飾語句は長いものから、大きな状況を前に
  • 主語と述語が同じになるトートロジーはNG

本書は「は」と「が」の使い分けや接続詞についてなど、初心者webライターがつまずきやすいポイントについて丁寧に解説されています。

特に勉強になった部分は上記の3つです。

それぞれのポイントについて詳しくみてみましょう。

主語と述語、修飾語と被修飾語は近づける

のんびりねこ

主語と述語とか基本中の基本じゃん!言われなくても自然とできてるよ~

短い文章では意識せずともできても、長い一文になるとできなくなることも。

  • 私はwebライター歴10年の筆者が、文章力向上のテクニックについて書いた本から学んだ
  • 文章力向上のテクニックについて、webライター歴10年の筆者が書いた本から私は学んだ。

下の文章のように「私は」「学んだ」と「筆者が」「書いた」を近づけると、意味が通じやすくスッキリした文章にまとまりました。

長い文章になればなるほど、主語が2つできたり修飾語が長くなったりするので、思い切って文章を2つに分けるのもいいですよ。

修飾語句は長いものから・大きな状況から前に並べる

語句の並び順も文章を読みやす・スッキリさせるための工夫です。

修飾語句の並び順に注目

  • 古い / 大切な / 何度も読み返した / 本
  • 何度も読み返した / 大切な / 古い / 本

状況の並び順に注目

  • 渋谷の百貨店にて / 2021年5月5日に / ブックイベントを開催
  • 2021年5月5日に / 渋谷の百貨店にて / ブックイベントを開催

修飾語がいくつか続くとき、長い言葉から順に並べます。
日付や場所を表す言葉がある場合は、スケールが大きい「日付」が先・「場所」は後です。

ao

同じ言葉を使っているのに並び順を変えただけでよみやすくなりました♪

webの文章は雑誌や新聞と比べて読み飛ばされたり、途中離脱されたりする確率が高いのを知っていますか?

のんびりねこ

たしかにスマホだとどんどんスクロールするよね

web記事は読み手に違和感を与えず、気持ちよく読んでもらうのが大切。

読みやすく分かりやすい文章こそ、完読へとつなげる近道です。

主語と述語が同じになるトートロジーはNG

初めにトートロジーの意味をチェックしましょう。

特に繰り返したからといって何の意味も明瞭さも付け加えないような同じ言葉の繰り返し。同語反復。

出典:大辞林 第三版

トートロジーの例

これからご紹介する本は、評判のいい本です。

「本」が2つ重なっているので、上記の文章は同じ言葉の繰り返しを意味するトートロジーにあてはまります。

小説ではあえて同じ言葉を続けて強調したり、感慨にふける台詞に使ったりします。
しかしweb記事でのトートロジーは基本的にNGです。

ao

文章を執筆している最中は気づきにくいので要注意!

執筆した記事は必ず目を通し、時間があれば一晩寝かせて新鮮な気持ちでまた読み返すなど工夫しましょう。

言葉の使い方

  • 「こと」「もの」「ところ」「とき」は開き言葉
  • 「できる」「~れる」「可能」可能表現に頼らない
  • 「もの」「こと」を減らす

どれも知らなければついつい使ってしまいますよね。

反対に知っていればすぐに実践できる知識ばかりなので、言葉の使い方は必ずチェックしてほしいポイントです。

ao

順に確認してみましょう!

「こと」「もの」「ところ」「とき」は開き言葉

開き言葉とは、ひらがな表記にする言葉です。

開き言葉

「所」→「ところ」
「時」→「とき」
「事」→「こと」
「物」→「もの」

など

文章の含まれる漢字・ひらがな・カタカナの比率は読みやすさに直結します。

漢字ばっかりの文章はお堅い印象になり読みにくく感じますが、一部をひらがな表記にするだけで読みやすい文章を作れます。

web記事はパッとみた印象で読みやすいか・読みにくいか判断されやすいです。

適度にひらがなやカタカナを使い、「読みやすそう」と思ってもらうことが大切

ジャンルによって漢字とひらがなの比率を調節しましょう。
ex.
20代向けファッション記事:開き言葉多め
ビジネス関連の記事:漢字多め・開き言葉は適度に

「できる」「~れる」「可能」可能表現に頼らない

できあがった文章を読み返してみると、「~できます」の可能表現が頻出していることはありませんか?

商品紹介や店舗紹介など、特徴や魅力を紹介する文章に起こりやすいです。

可能表現が続くと単調な文章になってしまうので、代わりに思い切って言葉を変えてみましょう。

可能表現そのものはNGではありません。

繰り返しにならなければ使ってもOKですが「できる」よりも「~れる」を使うとまとまった文章になります。

  • ホットヨガスタジオではスパや岩盤浴も使うことができます。
  • ホットヨガスタジオではスパや岩盤浴も使えます。
のんびりねこ

下の文章の方がスッキリ!

「~できます」は冗長表現になり、編集から指摘を受ける場合も。

スラスラと読みやすい文章を目指すのであれば、「できる」よりも「~れる」を使うことがおすすめです。

ao

「~れる」を使ったときに違和感がある場合は「できる」でもOKです

「もの」「こと」を減らす

「もの」「こと」はついつい使ってしまいがちな言葉。

「もの」「こと」はほとんどの場合はぶいても問題がなく必要ない言葉です。

  • ウィンナーコーヒーとはクリームの乗ったコーヒーのことです。
  • ウィンナーコーヒーとはクリームの乗ったコーヒーです。

「もの」「こと」を発見したときは、はぶけるかどうか必ずチェックしてください。

さいごに

『新しい文章力の教室』に出会えたおかげで、webライター初期の頃に感じていた文章の疑問や悩みを解決できました。

現在、納品した記事の修正がほとんどないのは『新しい文章力の教室』で学んだ文章の基本が身につけられたからだと実感しています。

ご紹介したライティングの基本知識はほんの一部です。

ほかにも勉強になる&すぐに活かせる知識やテクニックが盛りだくさんなので、駆け出しのwebライターだけではなく、ライターのお仕事に慣れてきた6カ月目以降のライターさんにもぜひ読んでほしい1冊です。

商品情報 – information –
  • 書籍名:新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング
  • 価格(税込):1,430円/649円
  • 著者:唐木 元
  • 発売日:2015年8月7日
  • キーワード:webライター、文章術
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