スキンライフの薬用洗顔フォームはニキビに悩む方に一度は試してほしい洗顔料です。
殺菌や角質ケアなどのさまざまな成分が配合され、ニキビ予防のために多角的なアプローチができます。

さわやかな香りと濃密泡で使い心地も◎

ドラッグストアで買えるプチプラもうれしいね
プチプラだからといって侮れない泡質のクオリティと使いやすさにもご注目ください。
- ニキビ対策のために洗顔料にこだわりたい
- 肌のごわごわや毛穴詰まりが気になる
- ドラッグストアで購入できるプチプラだとうれしい
スキンライフの洗顔料は効果的なニキビ対策

- 保有資格
-
- 化粧品検定1級
- 化粧品成分上級スペシャリスト(1級)
- 肌質・肌の悩み
-
脂性肌寄りの混合肌
ニキビ/ニキビ跡/毛穴/赤み
冬はフェイスラインの乾燥、口周りの皮むけが多い
皮膚科に通いニキビ治療中
1本使い切ってリピート中

スキンライフに出会ったのはこれといった洗顔料がみつからず、いろいろと試しているときでした。
「ニキビに効果あり!」という口コミが多いアイテムでも多少できにくくなるだけで予防効果はイマイチ……
いろいろ試したなかで気づいたわたしなりの結論は「洗顔料は必要最低限の条件をクリアしていればプチプラでOK」ということです。
ニキビ肌が洗顔料を選ぶときに欠かせない条件
- ノンコメドジェニックテスト済み
- 角質ケア成分配合
ニキビ肌のわたしがスキンケアアイテムを選ぶとき一番にチェックするのがノンコメドジェニックテスト済みかどうかです。
テストをクリアした商品のみ表示ができ、ニキビの第一段階であるコメドができにくい証明でもあります。
洗顔料は結局洗い流してしまうので、保湿成分はあまり重視していません。
代わりに古い角質で毛穴詰まりを引き起こさないよう、ピーリングにつながる角質ケア成分が配合されているかをチェックしています。
よくある角質ケア成分
- グリコール酸
- リンゴ酸
- 乳酸
- サリチル酸
etc.
ニキビができる大きな原因は皮脂だと思われがちですが、実は毛穴詰まりが原因です。
ニキビができるまで
ニキビができるファーストステップは毛穴詰まり。
汚れを落としきれていない、保湿が不十分でターンオーバーが乱れるなどの原因で毛穴がふさがる。
毛穴がふさがった状態が続くと分泌される皮脂の行き場がなくなる。
エサである皮脂がたっぷり・酸素に触れないというアクネ菌にとって好条件の環境になり増え続ける。
炎症が進むと赤ニキビになり、悪化して膿をもつと黄ニキビに。
赤ニキビや黄ニキビを放置すると肌の奥まで破壊され、ニキビ跡やクレーターになる可能性あり。
皮脂を必要以上に抑えようと洗いすぎたり保湿をやめてしまったりすると、バリア機能低下につながります。
バリア機能が下がった肌は防御力を高めようと皮脂で肌をコーティングしようと働き、かえって過剰に皮脂がでてしまうのです。
洗顔では皮脂を洗い流すことよりも角質ケアを目的に取り入れることが大切です。

皮膚科で処方されるニキビ治療の薬もピーリング作用があるものです
化粧品に配合される角質ケア成分はケミカルピーリングと比べて低濃度でマイルドな作用。
スクラブのように物理的ではなく摩擦をかけずに泡で肌をやわらかくほぐすので、日常使いしやすくお手軽な角質ケア方法といえます。

ニキビに効果的な2つの有効成分
スキンライフの洗顔料にはニキビ対策として2つの有効成分が配合されています。
ニキビを防ぐ有効成分
- イソプロピルメチルフェノール
- グリチルリチン酸ジカリウム
イソプロピルメチルフェノールは殺菌作用のある有効成分です。
背中ニキビの原因のひとつであるマラセチア菌やニキビのもとであるアクネ菌にアプローチします。
グリチルリチン酸ジカリウムは代表的な肌荒れ防止有効成分。
消炎作用があるのでニキビの炎症を抑え、繰り返しがちな肌荒れを防ぐ働きが期待できます。

殺菌と肌荒れ防止有効成分でニキビケアができるんだね

スキンライフの洗顔はまだまだすごいポイントがあるよ!
ニキビ肌にうれしい3つのポイント
- オイルフリー
- ノンコメドジェニックテスト済み※1
- さまざまな保湿・角質ケア成分配合
ニキビ肌の人がスキンケアアイテムを選ぶときに欠かせないチェックポイントであるノンコメドジェニックテスト済み※1であることはもちろん、オイルフリーで徹底したニキビ予防ができる処方です。
先ほどご紹介した2つの殺菌・肌荒れ防止有効成分のほかに、うるおいを守りながらターンオーバーのサポートをかなえる保湿や角質ケア成分が配合されています。
うるおい・スキンケア成分
- ヨクイニンエキス(保湿成分)
- リンゴ酸(角質柔軟成分)
- パパイン(洗浄成分)
ハトムギが原料であるヨクイニンエキスは古くからイボの治療薬として使われてきた歴史があります。
肌をいたわりながらバリア機能をサポートする保湿成分です。
リンゴ酸はグリコール酸や乳酸と同じく総称としてフルーツ酸やAHAと呼ばれ、ターンオーバーを促し肌をしなやかに保つ角質ケア(角質柔軟)成分。
古い角質がたまると毛穴詰まりの原因になりニキビを誘発する可能性があるので、ニキビができやすい方にとって注目の成分です。
パパインは酵素のひとつ。古い角質や毛穴汚れをほぐす洗浄成分であり酵素洗顔によく配合されています。
これら保湿・角質ケア・洗浄成分が配合されていることでニキビができにくい肌環境に整えられるのが特徴です。
※1 すべての方にニキビのもとができないわけではありません
実はこっそりリニューアルしていた

スキンライフのアイテムは2022年2月15日にリニューアル!
大々的にPRしている様子がなくパッケージがガラッと変わったわけではないので、知らないうちに新しいスキンライフの洗顔料を買っていた方もいるのではないでしょうか?
実はさらにニキビ肌にあった洗顔料としてパワーアップしています。
リニューアル後の洗顔料 ここがポイント
- ツボクサエキス配合(保湿成分)
- 泡のクオリティUP
新たに保湿成分としてツボクサエキスが配合されました。
CICAクリームに配合されている成分として話題になり近年注目を集めている成分です。
さらに「従来の洗顔料とくらべて泡質がよくなった」と感じる人が増えた調査結果も公表されています。

新旧のパッケージってそっくりだけど見分けられるの?

パッケージ右上にカウブランドのシンボル「牛さんマーク」があればリニューアルした洗顔料だよ
店頭ではリニューアル前の洗顔料があるかもしれないので、パッケージをよくチェックしてみましょう。
リニューアルを経て新たな保湿成分の配合と泡クオリティがアップしたのはうれしい改善点です。
しかしツボクサエキスが加わる代わりに角質ケア成分として配合されていたリンゴ酸がなくなってしまいました……
古い角質や毛穴汚れをやさしく洗い流すピーリング作用のあるリンゴ酸はなくてはならない存在。
個人的には保湿と角質ケアのバランスがちょうどいいと感じていたリニューアル前の成分設計のほうが好みでした。

ほどよいピーリングをもとめる方はリニューアル前の洗顔料をおすすめします

反対に洗顔後のツッパリ感が気になる人はリニューアル後の洗顔料がいいよ
スキンライフの洗顔料2タイプを使い分け
スキンライフの洗顔料はスタンダードな洗顔フォームと泡タイプの2つあります。
どれくらい使用感が違うのか、それぞれどんな人に向いているのか使いくらべてみました。
もっちり泡をつくれる|薬用洗顔フォーム

スキンライフ 薬用洗顔フォーム
495円(税込)
薬用洗顔フォームはスキンライフを知るきっかけとなったアイテムです。
ニキビ肌向けの洗顔料をいくつか試した結果、最終的にノンコメドジェニックテスト済みでほどよいピーリングができればプチプラでもOK!と気づかせてくれました。
殺菌と肌荒れ防止有効成分のほかに保湿と角質ケア成分が配合され、プチプラのなかではかなり満足のいく成分設計。
ドラッグストアでは300円~で購入でき、1本で4カ月くらいもつ高コスパの洗顔料です。

しっくりくる洗顔料に出会えてない方にこそ試してほしい!

洗顔ネットを使うと約1cmの量で顔2つ分くらいのもこもこ泡ができあがります。
たっぷりの量ができあがるだけではなく、もっちりと弾力のある泡なのがうれしいポイントです。
泡を押しつけながら指で肌をやさしくなでるように洗うと、余分な皮脂や毛穴汚れをすっきりと洗い流せます。

シトラスブーケの香りでさっぱり心地いいよね

泡切れもいいのですすぎの回数も最小限で済むのも◎
時短スキンケアに|薬用泡のふんわり洗顔

スキンライフ 薬用泡のふんわり洗顔
495円(税込)
洗顔フォームの使い心地がよかったので泡タイプも試してみました。
泡の状態ででてくるので洗顔ネットを使う必要がなく、手早く洗顔ができるのがうれしいです。

2プッシュを適量としていますが、洗顔にはちょっと物足りなく摩擦が気になるのでたっぷり3~4プッシュ使うのもありです。
量を増やすことで摩擦を気にせず洗え分、洗浄成分も多くなるので敏感肌の方や肌荒れ中のときはつっぱり感があるかもしれません。
実際にクレンジング後のダブル洗顔として泡タイプのこちらを使うと洗顔後の乾燥が気になりました。
冬に使っていたことも乾燥が気になる原因のひとつだと思うので、泡タイプを使うなら皮脂や汗が気になる夏向き。
忙しい朝やスキンケアをする体力が残っていないときなど、手早く洗顔を済ませたいときにおすすめです。
洗顔フォームと泡の洗顔料どっちがおすすめ?
洗顔フォームがおすすめの人
- やさしく・丁寧に洗顔をしたい
- 洗顔後のつっぱり感や赤みが気になる
- ゆらぎを感じやすい敏感肌寄り
泡の洗顔料がおすすめの人
- 手早く洗顔を終わらせたい
- 毛穴汚れや皮脂が気になる
- 泡立てるのが面倒に感じる
どちらかひとつを選ぶなら洗顔フォームがおすすめです。
洗顔ネットが必要で乾かす手間がかかってしまいますが、もっちり泡で高密着なのは高評価ポイント。
少量でたっぷりの泡ができる分、配合されている洗浄成分を抑えながら洗顔でき肌の保湿因子を必要以上に洗い流さずに済みます。
一方、泡の洗顔料は使いやすさや時短を重視する方にぴったりです。
泡立てる手間がかからず、ゴシゴシと力をいれなくても皮脂をすっきり洗い流しニキビを防ぎます。
洗顔フォームと泡の2タイプを使ってみた結果、ちょっと手間がかかるものの濃密泡をつくれる洗顔フォームの方がわたしにあっていると思いました。
現在泡タイプの洗顔料はデコルテと背中のニキビケアとして使用中。
体も無印良品の泡立てボールを使って泡洗いしているので、スキンライフの泡タイプがちょうどいい!
殺菌・消炎の有効成分のおかげで普段使っているボディソープよりもニキビケアがきちんとできて時短にもなるので、ボディ用として使うのもありだなと思いました。

ライフスタイルや肌質、季節、使いやすさを考えて選ぶとどちらが自分にぴったりなのかわかりますよ
さいごに
ノンコメドジェニックテスト済みに加えてオイルフリーの洗顔料は数少なく、さらに500円以下で購入できるプチプラといったらスキンライフのアイテムしかない!といっても過言ではありません。
殺菌・消炎・保湿・角質ケアの成分が配合され、ニキビのもとであるアクネ菌が育ちにくい肌環境に整えてくれます。
洗いあがりはさっぱりでべたつかず、泡切れがスピーディで夏に活躍すること間違いなしの洗顔料です。
- 商品名:スキンライフ「薬用洗顔フォーム」(医薬部外品)
- 価格(税込)容量:495円/130g
- 発売日:2022年2月15日(リニューアル発売)
- キーワード:牛乳石鹸/オイルフリー/ノンコメドジェニックテスト済み※/シトラスブーケの香り
※1 すべての方にニキビのもとができないわけではありません